むすびえの記事をよんで
- 裕平 土井

- 6月20日
- 読了時間: 3分
「居場所は地域の関係性や仕組みを耕す社会的インフラである」
↑の記事を読んで、自分の考えと似ているところがあります。
居場所では、話を聞く、食事を提供するなど何らかの「贈与」が行われ、それを受け取った側に「健全な負債感」が生まれ、いつしか受け取る側と送る側とが逆転するなど、役割が流動化する、と解説。
↑自分の”共同性と責任”の考えに似ている。
さらに、居場所があることで、人が変わり、地域の仕組みや経済が変わり、居場所が自然に広がる、と説明しました。
その中で、居場所が地域の人々の価値観や関係性など「地域の土壌」を耕す役割を果たし(小さなループ)、土壌が豊かになることで社会課題解決事業のような「果実」を生む(大きなループ)という「2重のループ」の考え方を示し、「地域がごきげんな状態とは、この大小2つのループが自発的、持続的に回り続けていること」と説明。
「居場所は地域の関係性や仕組みを耕す社会的インフラである」とまとめました。
上記の説明が難しいですが、上記に当てはまるエピソードがあったのでご紹介します。
こども食堂のボランティアスタッフ(地域住民)が手伝う回数が増えるごとに、地域のこどもやママたちを想う気持ちが出てきて(小さなループ)、
ある時、あるお家のママとお子さんの顔を最近見てないと相談があり、一緒にお菓子を持ってお家に伺ったことがありました。(大きなループ)
つまり、こども食堂で再構築された関係性や芽生えた気持ちが、さらに次の課題解決に繋がっていくということです。
「地域がごきげんな状態とは、この大小2つのループが自発的、持続的に回り続けていること」
こども食堂が”貧困のこども””孤食のこども””ひとり親家庭”のみの場所だと偏った認識がされていますが、間違いなく地域に貢献している装置となっています。
特に集合住宅は人の出入りが激しく、また地域外の人が入ってくるため、こども食堂を通じた関係性の再構築は非常に効果的です。問題の未然の防止に繋がります。
そのために、新たに「さんじゅうがりこども食堂」(県営三十苅南団地集会所)を立ち上げ、地域の子どもたちを中心に据えながら、地域そのものが耕されていくような取り組みを進めていこうとしています。

話がそれましたが、今回の記事のような学術的視点の報告があると、よりこども食堂の良さが広がっていきます。
こども食堂の表層は「こどもが楽しめる場所」「わいわいご飯が食べられる場所」の認識で良いのです。
しかし、深層まで認知されてくるとこども食堂の価値がぐっと上がります。
本当に、こども食堂を広げていきたい。








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